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Hideki NAKAJIMA: Blog» ブログアーカイブ » ネガティブな意見が聞こえる。

ネガティブな意見が聞こえる。

YMO+SUKITAの写真集が一部で、ブーイングを浴びている。
僕もネットへの免疫があり、出来ているので、冷静に読める。
大衆を、バカにした事なんてないし、自分自身、作家的表現があったとしても、デザイナーの態度は変わらない。
なんどもいうけれど、サービス業を作り出す、大衆消費財としての印刷物の仕事。
でも、今回のアマゾンの掲載されたネガティブな意見は、楽しい。
ほとんどが、匿名なので、責任を持たない事が前提で話してる。
また、こういうたぐいのネガティブな意見は、往々にして悪く悪く書く。
江戸時代以前から、それは、変わっていない。
相手の挙げ足をとって、上から目線で、自分の方が優れているいるという人間の属性。
いくつか、引用してみよう。
そして、代表されるコトバの矛先は、YMOのメンバーやSUKITAさんではなく、編集者や、僕に迎撃してくる。

ちゃんと、実名を書かないのは、「本来的に有名すぎたりする事でのバリア」であれば、まだ、理由にもなると思うが、これじゃ、2ちゃんねると同じ。
で、以下が文面です。

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届いた写真集を手にして開封する時点でまず、「はてな?」。
ダンボールの外箱から本が出せない・・。
外箱のダンボールに面積の大きなSOLID STATE SURVIVORのジャケ写シールが貼られているのだが、
どうもそれを破らないと開封できない仕様。しかし、ミシン目があるわけでもないし、
開封する位置的にどうしても幸宏氏の肘が欠けるレイアウト・・。

開けてみると、ダンボール箱より一回り小さい本体が収まっており、手にしてみて「おや?」と思った。
まるで電話帳のような紙で、厚みが2.5cmあるのにへなへなしている・・。

内容は、最初の15ページ(※厚み1mm弱)だけが一般週刊誌の巻末グラビア写真クウォリティで、
他の写真を扱うページ(厚み1.5cm弱)はカラー1~2割、モノクロ8~9割くらいで新聞紙レベルの写真。
網点が目立って細部は潰れてます。
続いて厚み5mmのページ分に、YMO年表やYMO周辺の人の回顧が載ってます。

もっと笑えるのが、「編集者とデザイナーの意図」で巻末に怒涛の80ページに渡る白紙。
厚みにして4mm。全体の1/6近くが白紙(笑)

ちょっとした芋ヲタだからか、目新しい写真は数点で、全て新聞紙クウォリティーのページで、モノクロが多かった。
ざ~っと写真だけ見て30分間は楽しめたかもしれません。

外箱ダンボールのシールを破らないと開けられない・中身を確認できない仕様でなければ、
売れなかっただろうと、返品が続出しただろうと、思った。

結局はアルファ商法の切り売りの域から脱していない残念な、あんまりな仕上がりで、製作者側の姿勢に疑問を感じた。
変化球をつけないまともな紙質・体裁・姿勢の写真集なら5000円払ってもよかった。この写真集では2000円でも高い・・。

消費者をからかわない方がいい。

※この写真集はページをカウントする数字が載っていないので、厚みでボリュームを示してみました

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この職業ってつらいな。
ちょっと思った。
たくさんの、見えない事が詰まっているのに、
「YMOはこうであって欲しい」という気持ちが強く、
それ以外は、ダメなんだろう。

しかし、YMOが写楽祭の時のブーイングは、比べられない程、凄かったし、
もっと、言えば、最近のマイケルの前の事、
晩年のウォーホールの事も似ている。

もちろん、全員の意見が反映されていますから、
言いたい事は、僕より、本人に直接話した方がいいと思う。
もちろん、場所をわきまえて。

印刷までの、尋常な苦労なんて、話したくはない。
けれど、このような、鈍化した感性というものは、僕から読むと
どこの惑星の住人って思う帆程だ。

具体例1
ダンボールの外箱から本が出せない・・。
_ステッカーを切る事はいけないという事でしょうか?(もしくは、大事にし、後で高値にするには?方法が面倒と読み取れます。)

始めの儀式です。
何も言わなくても、門を開けてから遊びにいったりするような事で、特別な事ではありません。
カッター等で、切れば、いいのです。
高橋さんの肘を切るというが、始めの一歩でしょう。

2 開けてみると、ダンボール箱より一回り小さい本体が収まっており手にしてみて「おや?」と思った。
まるで電話帳のような紙で、厚みが2.5cmあるのにへなへなしている・・。

_それが、どうしたのでしょう?普通の感覚なら、やってくれてると思う方が多いと思うのですが。そうでなくても、可笑しい事なのでしょうか?
あなたが目にするかもしれない、僕が所有している何万分の一の写真集も否定する事になります。
まして、YMOの本人の姿勢、SUKITA さんの姿勢にも、文句があるように捉えられます。

3 内容は、最初の15ページ(※厚み1mm弱)だけが一般週刊誌の巻末グラビア写真クウォリティで、〜

_これが、醍醐味。それに、たいがい想像する漫画本を集約すると、こう出来ていませんか?

4 他の写真を扱うページ(厚み1.5cm弱)はカラー1~2割、モノクロ8~9割くらいで新聞紙レベルの写真。

_やはり、節穴の目ですね。
まず、新聞紙の印刷が悪いと思っております。
また、本文は、片面一色、片面カラー(4色)です。
ときおり、カラーにモノクロを配置しておりますが、
このような極端な数字ではありません。物理的に、半分カラーで、半分モノクロです。憶測や妄想で、攻撃しないで下さい。

5 ちょっとした芋ヲタだからか、目新しい写真は数点で、全て新聞紙クウォリティーのページで、モノクロが多かった。ざ~っと写真だけ見て30分間は楽しめたかもしれません。

_自由です。

6 結局はアルファ商法の切り売りの域から脱していない残念な、あんまりな仕上がりで、製作者側の姿勢に疑問を感じた。
変化球をつけないまともな紙質・体裁・姿勢の写真集なら5000円払ってもよかった。この写真集では2000円でも高い・・。

そう思うのも自由です。
しかし、2000円は、物理的に出来ません。
全体に、このような鈍化した、まばたきような印象や光景で、我々の良心を踏みにじられ楽しかったというのは、やっぱりなくて参りましたよ。

と今日も大修正。

って、いうか、なんで、あんなにコピペしてたんだろう????

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