今月はブックを拝見するのを休みました。
今月は、写真家のブックを見せてもらうのを休みました。
というのも、カットのデザインが責了し、そのすぐ後に何日かで見る事を習慣にしているのだが、たまには目を休ませないとと思ったからです。
実は、かなり目を使うので、影響が凄まじいのです。
また、自分だけではどうにも出来ない、ちょっとデリケートな案件が重なった事も理由のひとつですし、急ぎの写真集の装丁が複数重なってしまった事も理由です。
デザイナーは、相手もかまわず、自分のやりたい事をやる仕事ではなく、相手に合わせて自分なりに、カタチにする仕事です。
スポンサーや相手が変われば、当然やりかたも、考え方も違うので、思考が常に揺れ動いているので大変です。
良く、見る側が、誤解をして、「中島は好き勝手に出来てイイよな!」という言葉を聞きますが、全く違います。
もちろん、手癖というか、僕の匂いみたいものが、現れる事は多々あります。しかし、それは、僕に限った事でもないしなぁと思っています。
ただ、自分で言うのも何ですが、「極端に妥協しない」し、極端に「ない知恵をしぼっている」ところだと思っています。
だから、今度は、スポンサー側から「変な誤解を受ける事」もあります(作家はコンテンツを作っているので別)。
制作に入ると、言う事を聞かないからです。制作前は何でも聞きますし、低姿勢で、カジュアルで敷居もかなり低いと思います。
それは、「値段はあまり高くもなく(労力を考えると安すぎと思います)、プライドだけは高く、ちょっとへんぴなところにある、寿司やみたいなところ」に近いと思います。
違うのは、のれん分けのない徒弟制度で、どちらかというと掃除が行き届いていなく、むしろこじゃれていない、ぐちゃぐちゃなといころだと思います。(決してゴミ屋敷ではないです)
それは、整理が出来ない事も大きいですが、こじゃれてイイ、デザインに見せかける処世術というか戦略めいたものが嫌いなんだと思います。
半分、見かけ倒しにならないように気を配っているともいえます。
そういう例をたくさんみてきましたし、極端ですが、事務所が流行のショップのように奇麗なところ(清潔とは意味違って)はあやしいところが多いとも言えます。(少しうらやましい!)
ホントの目利き(うちのお客)はそんなところを見ません。
だいたい、その場で食べるわけではないですから。
ちょっと、脱線しました。
スポンサーの悪い癖がどんどん蔓延っていますが、PCの普及により、モニターを盗み見したり、写真家や僕と一緒に見てしまうという愚かな行為が蔓延しているのです。
もちろん、鈍感だから、悪意は全くありません。
ただ、無礼なのか、タチが悪いのです。
寿司やに例えたら分かりやすいです。
厨房が見えます。
厨房が、見えるように設計されているのです。(裏もありますが)
なぜなら、お客と職人の勝負が行われる場所だからです。
そんな簡単な事も想像せず、前に乗り出し、「もう少し具を小さくしろ」だとか、この「持って来た具を使え」とか、「シャリの握りまで言い出す」のです。
そこには、「俺は客で金をはらっているんだから、いう事を聞け」という、品位の低さ絶好調!の宇宙人が舞い込んできたりするような感じです。
普通の感覚で言えば、赤面すると思うのですが、やはり、目利きでないところと、鈍感な為、自分が悪い事をしていると感じないようなので、話が通じる訳はありません。
「そういう人は、安い回転寿し」に行って、マグロでない、マグロに似てるものをほおばってうんちくを述べてればいいと思っています。
うちは、うんちくないです。
うまいものは、うまい。
嫌いなものは、嫌い。
それで十分に批評になっていると思います。
なので、何も言わず店を出る人の心中を察すると背筋が凍ります。
僕の職業は、やっぱり、サービス業なのです。
油断は禁物!
だから気が休まらないのでしょう。
休んでいても、次のデザインばかり考えていますから、病気です!(泣)
だから、たまにブックを拝見するのを休む事は、次の始まりと考えてしまうし、またまたそれも病気です!
なので面倒を見てくれる、他業種の先輩の方々に「1ヶ月くらい休まなくちゃダメ」と、なぜか同じ事を言われるのです。
そして、「そんな余裕ネェよ」と、心の中でつぶやくのです(号泣)
きっと、明日も言われると思うな(笑)