北島敬三さん、写真集(見本版)
ラットホールで行なわれている、北島敬三さんの展覧会。
それに合わせて作れた、写真集もスゴイ!
2年以上まえから動いていたプロジェクト。
道本の基本は、北島さんと綿谷さんの制作です。
写真集だけを、僕は、そのホン少しだけ携わる事になったけれど、
凄すぎる。
本文全て刷り直し出し、布も特染めだし、いざ、見本が上がって来たら、
本は本の状態で、黒の箔押し。
函は、布状態でエンボスと箔押しをしている為、伸縮率もあり、どうもいただけず、
箔も印圧の違いで、同じ書体の太さのばらつきが出ました。
よって、直し。
それにしても、この本、もう、武器みたいに、もし、足に落ちてきたら、
僕の昔の足のように、元通りに足の骨は粉々になるでしょう。
こんな感じです。
タバコが小さい訳では、ありません!
2冊合わせて、900ページ。
厚さは、見ての通り。
重さ、6キロ。
どう考えても、21,000円は、安すぎます。
展覧会へ行って、または、ヒステリックのHPから予約して下さい。
そして、なにより、写真の生々しい事。
また、また何かに取り憑かれたようにしか思えない、(実際はそうではないけれど)
ミッションのような、切実な事。
団塊世代で、運動に間に合わなかった人達。(60歳前)
戦うぞと思っていたら、戦は終っていた失望感。
敗北から始める事の、失望感から、帰ってきた。
この50歳代前後かたがたの、そして、時間がそうさせたのか、
芳醇な表現の断層は、もっと、見なければいけばい。
価格差が、激しいと思う。
地球の裏側では、古屋さんが、朝を迎えていると思う。
世代はまったく違うけれど、毎日、思っている。
同時代に生きていて嬉しく思う。



