古屋誠一「脱臼した時間」発売! そして、タイポグラフィーと広島美術館。
いよいよ、古屋さんの写真集「脱臼した時間」が発売されます。
やっぱり、4月3日まで行われるヴァンジ庭園美術館と合わせて、ただ、楽しむのがイイと思います。どちらも、見逃せないです。
実は、今日も、古屋さんの新しい写真集「Aus den Fugen /骨折した時間」を、写真と共に読みふけった。夢のように回想が。
そもそも、この本のきっかけは、ヴァンジの岡野さんらしい。そこから、ラブコールを、akaakaの姫野さんに飛び火し、キューレターとテキストは、小原さんが決めて、本が出来た。
だから、この本は、展覧会のカタログでもあり、もっと言えば「本」である。小原さんの手がかりに写真をひも解いてみた。
もちろん、答えなんてない(写真は、いろいろな解釈の方法をためされている)ので、タイポグラフィーの話しを再度。
以前も書きましたが、英文は全て、マシューカーター氏の「ギャラード」のファミリーを使い分けている。
古屋さんが、Photographer.テキストの小原さんがFilmmaker。静止画と動画の違いはあれど、共通はFilm。テキストのfiをみれば分かりますが、合字と言って一つの文字になり、fiのiの点がfに飲み込まれています。英文は、26文字、で小文字と数字、ハイフン、/等入れても、70字くらいと一般的な憶測しちゃいます。しかし、実は、260字近くあるのです。今は少なくなった(合字が減り、ffとか、ffiとか、いろいろ)とはいえ。250字もあります。(サンセリフ体「日本では通称、ゴシック体」になると、なぜか合字は消えていく)
漢字やカタカナ、漢字に英文を普通に使い分けする日本語の数には、遠く及びませんが、決してっ少くなくないのです。また、(僕は読み書き出来ませんが)ドイツ語で長体が多いのは、センテンスが長いから、おのずと縦長になるとの事。道理です。
ドイツ語では、ちょっと、日本語との共通なところがあって、髭文字があるところ。
どちらも、お酒つながりの文字で、日本語では、日本酒や焼酎。ドイツではビールの文字でポピュラー。そして、ドイツでは、ブラック・レターとも呼びます。
共に、ルールがないところも、共通しています。
お酒は、大体想像着いて分かると思うけど、ビールは、ハイネケンとか、良く見る六角形のやつ。
僕の本でも、自作で作り、木版を彫り、ブルーという文字を作りました。
で、話し飛びます。
今週末から、「広島現代美術館」にて絵画の『32人のポートレート・セッション(肖像画)』という企画展が行われます。
パトロンとしてあの大和ラヂエーターの佐藤さんが全面的にバックアップしています。
指名でカタログを制作させて頂きました。
改めまして、わがままで、ごめんなさい。
やりたい放題やりました。(ポーズだけ遠慮しながら。)
見に行って、必ずカタログを買って下さい!
僕も、10日のレセプションに顔を出します。
駈けずり回っていますね。