カメラになった男!を見ちゃった
ずっと、見逃していた「カメラになった男」を見た。
小原さんが、2000程から2003年まで、中平卓馬氏と共にして出来たドキュメンタリー映画。
発表は2006年だから、一昨年。
上映された下北沢という場所が、なんらか現実感からずれた感覚持った町なので、印象の追い風になったと思う。
受動的に、自分のコトバを使わず、カメラを通して、演出(自分の思い描きたい世界)に持ち込むわけでもなく、ただ、淡々とまわす。
カメラが、ビデオだった事もあってか、回す音や、フィルム替えの音もきにならないのだろう。
ただ、レンズで見られている表情の光沢感だけがあって、しかし被写体は写真家だから写真機という見慣れた装置であるからか、監督との信頼関係からか、それも気にならず、何か、影のような表現で素晴らしかった。
中平さんの言葉だけでなく、ここでの表現も、メモリー(過去の思い出)ではなく、ドキュメンタリー(現在を捕える)であるという事に重なっていた。
そして、つっこみどころ満載で笑える!(良い意味で、中平さんに対して)
僕にとっての、最高の場面は、この場では言えないけれど、写真の不確定性の事。
そして、こんな人はいない。
また、なりたくてもなれない。
なんか、現代なのに、なにか動く歴史を見ているような変な気分になりました。
僕なんかが、コトバにすると、色あせるので、すぐ劇場へ行くべし!
http://www.cinekita.co.jp/schedule.html
http://www.cinekita.co.jp/lineup/camera.html
です。