東京ADCの「中島(嶋)」のなぞ。
毎年この季節の3日間、かんずめになって行なわれる東京ADCの審査会が終った。やっと、終ってホッとしています。東京ADCに入会するには、2年に一度、実力だけが基準にした厳しい投票と審査の上、選ばれたものでなければ入会出来ない。結果、そんなエリートの集まりです。(しかし、そんな単純な話しではまったくないのだが。)組織というものは、多少の何か問題はあるのは、当然だ。特に、このような会の一番の悪いところは、「自分の権威を守り、維持する為のあつまり」という、よくあるパターンで最悪である。しかし、この会は、それが、かなりない。
また、入れない人は、ネガティブな、やっかみを言うようになっている。同業者で、そんな事を言うのであれば、中から言った方が良いと僕は思う。もしくは、同等の実力を持っていれば。審査会では、それより厳しさの方が優位になっている。(ほとんど)政治もないし、仲が良かろうが、票、入れないし。むしろ逆で、大先輩が自分の一票しか、入ってなかったという事は、毎年の恒例であるし、また全員だったりする。
運営も大変である。小さな会の特徴であると思う。78人のメンバーの年会費と、年鑑の売り上げと、その広告収入だけで、成り立っているので、ギリギリ。 もちろん、国からの援助はない。審査への足代も出ないし、お弁当も普通だし。。。
だいたい僕は、エリート主義じゃないし、権威も嫌いなので、もし、そのような会であれば、とっくにやめている。もっと、言えば、なんだか、偉そうに見えてしまうし、敷居が高く見えるし、で、僕なんて良い事なんて何もない。
僕は、ただ、新しい才能を見たいだけである。
そして、本題? 今年新しいメンバーが増え、「中島(中嶋)」の姓が、4人になった。中嶋祥文さん、中島信也さん、僕、そして新人の中島貴久くん。たった78人のメンバーだけで成り立っている会なのに、「佐藤」と並んで、4人になった。また、長島りかこちゃんも入ってきたので、なおさら、ややこしい。不思議だ。なかじまという姓が、この世界で優秀というわけでは決してなく、たまたまの事なのですが。
ナカジマという言葉が聞こえると、みんなが、顔を向けてしまう。
振り返り過ぎて、首、痛いよ。